2021.11.23
【腰のつらさ】腰部脊柱管狭窄症について
お久しぶりです!神戸です!
今回からは不定期ではありますが、みなさんのお身体の「これって何でつらいの?」
を解明するために、身体の部位別に辛さの原因となりやすい疾患をご紹介致します!
今回は、【腰部脊柱管狭窄症】です。
腰部脊柱管狭窄症は、腰の症状でありながら大きな腰痛を感じにくい特殊な腰部疾患です。
椎間関節付近の骨や靭帯が何らかの原因によって変形してしまうと、脊柱管内の神経を圧迫してしまい、症状を引き起こします。
症状で一番の特徴として挙げられるのは、”間歇性跛行(かんけつせいはこう)”と呼ばれるものです。
歩いていてしばらくするうちに徐々に足がしびれたり、痛くなったりするもので、その辛さのほとんどが前かがみで少し休むと改善します。
これは前かがみになることで、後ろで圧迫されている神経を開放し、一時的に症状を緩和しているためです。
脊柱管の圧迫されている部位によってしびれ方や痛みの場所が変わりますが、腰部脊柱管狭窄症が原因となっている場合は前かがみで休むと改善していきます。
逆に、前かがみで休んでも足のしびれ感や痛みが改善しない場合は、【閉塞性動脈硬化症】
など、血管に影響がある疾患の疑いがありますので、辛さがなかなか無くならない場合は血管系の疾患を疑いましょう。
施術としては、
・傍脊柱筋の活性化
・多裂筋の施術による腰部の圧迫の改善
・殿筋や大腿部・下肢部の緊張をとり、姿勢移動のスムーズ化
など行わせていただくかと思います。
いかがでしたか?今回は【腰部脊柱管狭窄症】についてご紹介させて頂きました。
気になった方はお気軽にお電話・スタッフにご相談ください。
新規の方のみではありますが予約も承っております。
思い当たる節がある方はぜひ当院で施術していきましょう!
院長 黒澤 尚耶